今日は日記についてです。
私はこれまで日記を書く習慣はありませんでした。
ですが今日まで、181日連続、日記を書いています。
気がつけば半年もつづいていますね。
これからも毎日、死ぬまで書いていくんだと思います。
わたしが考える日記のメリットは
- 今日の自分の行動はどうだったか反省する
- 明日の自分と約束する
- 自分と対話して、心の声をひきだす
の3つです
今日の自分の行動はどうだったか反省する
目的がある人には、戦略があり、戦術があり、スキルがあり、習慣化した行動があります。
今日の自分は、目的の達成に近づく行動をしたでしょうか。それとも誘惑にまけてムダな1日をすごしたでしょうか。
この点に関して、人間ってのはかなり無自覚だとわたしは思っています。つまり、日記として文章化しないと今日の自分の行動がどうだったかなんて考えないし、よく思い出せない。自分が目的にむかって進んだのか、停滞したのか、逆方向にすすんだのかわからない。
自分が良くやったなら、自分で自分を褒めましょう。「今日はよく勉強して、〇〇が理解できるようになった、よくやった!えらい!」といった具合に。
逆に自分が誘惑にまけてムダな1日を過ごしてしまったのならば、それをありのままに書いて、反省する。「今日は行きたくない飲み会を断れずに、結局2次会まで行ってしまい、ブログが更新できなかった。これではダメだ!飲み会は最初から断るか、どうしても行くなら1次会まで!」といった具合です
自分が目的達成にむけてどう行動しているのか客観的に把握しましょう。
明日の自分と約束する
人間の意思のなんと弱いことか。明日はこれをやると決めても、実際にやる人は少ない。人間は自分の言ったことすら忘れてしまいます。だから日記に書いておきましょう「明日は〇〇をする!」と。
あまりたくさん約束すると大変なので、わたしは1つくらいにしています。
約束を守れたかどうか、次に日記を書くときにふりかえります。自分との約束を守れたのかどうか。約束を守れたら、自分を褒める。明日も約束を守る。もし自分の言ったことを守れなくても、がっかりできる人ならだいじょうぶ、明日こそ約束を守りましょう。
逆に、自分との約束を破っても何も感じない人は、そもそも目的に対する情熱が足りない人です。こういう人は誘惑にまけて生きればいいです、世の中の大半の人はそうですから、心配いりません。でも自分との約束を守れない人が、目的なんて叶えられないです。
自分と対話して、心の声を引き出す
心はどう感じているのか、自分はどうしたいのか、日記の上で自分と対話すると明らかになります。
仕事をしているといろんなストレスがあります。特に医師はストレスが多い。ミスをしたり、理不尽なクレームをうけたり、眠いところにPHSがなったり。
そのたびに、イライラしたり、悲しくなったり、消えてしまいたくなったりする。そのときの気持ちを全部日記に書きます。「わたしは✕✕に対してものすごく怒っている!こんな理不尽なあつかいはゆるせない!」と。
文字にすると、ごちゃごちゃしてた頭がすーっと整理されてきます。わたしは✕✕に対して怒っているんだ、と理解できます。
そうしたら自分に聞いてみましょう「あなたは怒っているようだが、その問題にどう対処するのか」
他の誰もこたえてくれませんから、自分自身で考えて返事をするしかありません。
「この状況を改善するために、わたしは明日から〇〇する」
日記を書く時のルールとして、「他の人に公開しない」ことをオススメします。
だれかに見られることを意識すると、カッコつけたことを書こうとしてしまい、上記3つのメリットが失われてしまいます。なので日記は自分だけが見れるようにしましょう。
わたくし地方整形外科医は「Day One」という日記アプリを使っています。MacとiPhoneで同期することができ、デバイスを選ばずに書くことができます。シンプルで使いやすく、気に入っています。PCで落ち着いてかけるときはPCで、時間が無いときはあいた時間にiPhoneで日記を書きます。連続更新日数が毎回表示されるのもいい感じです。写真や位置情報も記録されるのでライフログをとることもできます(私は日記としてのみつかっています)