クルマについて
資産をつくりたい地方の勤務医であれば、「中古の国産車をながく乗れ」がベストです。
経済的な自由を手にいれるための戦略
「資産を買って、負債を買わない」
「あなたのポケットにお金といれてくれるのが資産、お金を取っていくのが負債」とロバート・キヨサキさんは言っていました。
クルマはお金がかかります。もっていることで生じるコストは「自動車税、車検費用、自賠責保険、駐車場代、ガソリン代」、これらをあわせると年間で50万円ほど。そこに「クルマの購入費」が加わります。クルマを持つことは明らかに負債ですね。
しかし地方で働く整形外科医にとって、クルマは必需品です。都市部では電車や自転車で移動することができますが、地方ではクルマがないと生活できません。通勤、買いもの、レジャーすべてクルマが必要です。都市部と地方では状況が違います。明日からクルマなしで生活しろと言われたらキツイです。まずバイトにいけない!負債はなるべく買いたくありませんが仕方ありません。
わたしたち地方の勤務医は、身分相応のクルマを買いましょう。
絶対ダメなのは高級車を買うことです。
高級車は、国産車とくらべて資産価値が高いのでしょうか?高級車はクルマの購入費が高額で、さらに修理費やパーツ交換が国産車とくらべて高額になりがちです。リセールバリューが高いといっても、中古の国産車を長期間のるのと比較すれば、1年あたりの費用は高額になります。開業医や法人をもっているひとなら節税になりますが、勤務医であるわたしたちは、絶対に手を出してはいけません。まずは1億円貯めないといけないからです。若い時に大金を失うのは良い手ではありません。
わたしがいま乗っているクルマは、研修医になったばかりの時に購入した国産車です。中古で購入して、その時の値段は50万円でした。研修医のときから経済的な自由を意識していたわけではありませんが、いまでもそのクルマを愛用しています。走行距離はもうすぐ14万キロですが、まだまだ乗れるので次のクルマを購入する予定はありません。ぶっこわれるまで乗ります。
わたしたちの資産形成を邪魔する者たち
同僚から、クルマ買えの圧力をうけたことありませんか?わたしの同期はみんな新しいクルマをかいました。高級車をかった人もいます。クルマを買わないのはわたしだけ。するとみんな私にクルマを買わせようとするんです。「医者なんだから高級車に乗らないと後輩に示しがつかないだろ」「高級車は高く売れるから大丈夫だ」「貯金あるだろ、そんなに溜め込んでもしかたない」「おれが一緒についていってやるから、ディーラーにまず行って試乗しよう」「結婚したら買えなくなるぞ」。。。やんわり断っていますが、めちゃくちゃうざい。特に医局の上司が圧力をかけてくるのはパワハラです。地方ならではでしょうか?面倒見が良いとおもっているのでしょうか?注意しましょう。若手が金を持っているのを面白く思わない上司はたくさんいます。お金がなくて、医局の言いなりになるような若手がほしいからです。そそのかされてはいけません。
まとめ
経済的な自由を手に入れるには、まずは1億円の金融資産を達成しなければいけません。
そのためには資産をかって、負債をかわない、です。
クルマは大きな負債ですから、極力コストをおさえましょう
地方在住であればクルマなしは難しいですから「中古の国産車をながく乗れ」がベストです。